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派遣社員がすぐ辞める…定着率UPのために派遣受入企業が知るべき3つの不満

2021.08.18 コラム

派遣社員がすぐ辞める…定着率UPのために派遣受入企業が知るべき3つの不満

「派遣社員がすぐ辞めてしまう」と悩んでいる派遣受け入れ企業の人事担当の方も多いのではないでしょうか?派遣社員の自己都合では仕方ありませんが、契約更新を断られる理由が受け入れ企業側にあるケースも見受けられます。

派遣社員の定着率をUPさせるには、派遣社員が不満に感じる原因について知り、改善することが重要です。

今回は、派遣スタッフに長く働いてもらうために受け入れ企業ができることをご紹介します。

目次

1.派遣社員は仕事上どんなストレスを抱えている?

2.受け入れ企業が知るべき派遣社員の3つの不満
①人間関係
②給与
③仕事の内容

3.すぐ辞める派遣社員を減らすためにできることとは
コミュニケーションの場を意識的に作る
待遇の見直しを行う
仕事を明文化して派遣会社に伝える

4.まとめ

1.派遣社員は仕事上どんなストレスを抱えている?

派遣社員の定着率をUPさせるには、派遣社員が抱く不満について理解し、その要因を取り除くよう努めることがポイントです。

東京都産業労働局が公表した「平成30年度 派遣労働に関する実態調査」によると、派遣社員として働いている人に苦情の申請経験を質問したところ、「申し出をしたことがある」は23.5%、「あえてしなかった」は28.8%でした。

実に半数以上にあたる52.3%の人が、受け入れ企業に対して何らかの不満を抱えている結果となりましたが、苦情の内容としては「職場の人間関係について」が最も多く、次いで「賃金への不満」「契約内容と実際の業務が異なる」があがっています。

特に職場の人間関係については、同調査の「派遣労働者からの契約解除の理由」でも、自己都合を除いて最も多い上、4年前の調査より増加しました。人間関係のストレス対策が派遣社員の継続において非常に重要なことが分かります。

2.受け入れ企業が知るべき派遣社員の3つの不満

派遣社員の不満の3大原因である「人間関係」「給与」「仕事の内容」について詳しくみてみましょう。

①人間関係

「職場の人間関係」は自己都合を除くと派遣社員が辞める理由で最も多くあげられており、一番に対策すべきものです。その内容は主に「差別や嫌がらせ」「派閥」「上司との関係」の3つに分けられます。

差別や嫌がらせ

派遣スタッフの中には下記のような扱いを受ける人が少なくありません。

・正社員と明らかに区別されている
・仕事をきちんと教えてもらえない
・社員がやりたくない仕事を押し付けられる
・陰口を言われる など

正社員から派遣社員に対する差別や嫌がらせがある、すぐいなくなるからと指導内容も不十分であることが不満として挙げられています。

派閥

ある程度の規模の会社では派閥が形成されていることがあります。何も知らずに派遣されたスタッフが派閥争いに巻き込まれ気まずい思いをする、先にいた派遣グループの派閥に入れず孤立するなど、働きにくい環境がつらいという声も多数報告されています。

上司との関係

同僚との人間関係だけでなく、上司との関係に悩む派遣社員も多いようです。セクハラやパワハラ、いなくなる人間として扱われる、指示が不適切という意見の他に、上司以外の人間からも指示がくるなど、あいまいな指示系統に関する不満も少なくありません。

②給与

パートタイム・有期雇用労働法によって策定された「同一労働同一賃金」ガイドラインによって、改善されてきているとはいえ、4人に1人は賃金への不満を持っています。

特に派遣社員では、同じ仕事内容なのに派遣元の会社によって時給が違うケースや、正社員との賃金格差などが不満として目立ちます。

③仕事の内容

派遣社員から契約解除をする理由では、「提示された仕事内容と実際の相違」が2割近くを占め、苦情の内容では「技量を超えた仕事をさせられる」と「契約業務以外の雑用がある」が常に上位です。

具体的な仕事内容の伝達や十分な研修を実施せずに業務を担当させるとこういった不満につながりやすくなります。
また、「専門的な技術や資格を活かせる」という理由で派遣を選ぶ人も多く、自分の知識やスキルを役立てたい人材だということも念頭に置きましょう。

3.すぐ辞める派遣社員を減らすためにできることとは

すぐ辞める派遣社員を減らすには不満の改善が必要です。具体的にはどうしたらよいのでしょうか。

コミュニケーションの場を意識的に作る

派遣社員の不満にはさまざまな原因がありますが、コミュニケーションで解決できるものも少なくありません。特に、社内での人間関係ができるまでは、先輩社員や上司が積極的に話しかけることが大切です。

例えば、疎外感を抱きやすい一人で派遣されるようなスタッフには、教育担当の社員を決めると職場になじみやすくなり、定着率も高まります。その他、チーム内での自己紹介の機会、定期的なミーティングなど、先輩社員とコミュニケーションを取れる仕組み作りも効果的です。

また、派遣社員に複数人から指示が出されることがないように、指示系統を明確にして、チーム内で共有しましょう。

待遇の見直しを行う

同一労働同一賃金のガイドラインに従って、同じ職務、同じ業務内容であれば、給与を揃えられるように派遣元の会社に働きかけましょう。

また、賞与や家族手当、通勤手当、福利厚生制度などについても、格差を解消するための点検が必要です。

仕事を明文化して派遣会社に伝える

仕事内容のミスマッチによる、契約途中の解約や契約更新の拒否を防ぐには、派遣社員が担当する仕事の内容を、募集要項にできるだけ明確に記載することが重要です。

さらに、派遣元の会社の担当者に詳しく説明して、派遣契約の締結前に派遣社員にしっかりと伝えてもらい、仕事へ就く前に理解を促しておくと安心です。

4.まとめ

派遣社員が辞めてしまう主な原因は、人間関係、給与、仕事内容の3つに対する不満です。

特に人間関係は、派遣受け入れ企業に対する苦情内容でもトップであり一番に対策すべきものとなっています。派遣差別、派閥、上司との関係などに苦しむスタッフが多く、職場コミュニケーションを密にとることが大切です。

仕事内容はミスマッチに対する不満が強い傾向にあります。募集時の仕事内容の記載や派遣元の担当者への説明は丁寧に行いましょう。そして、給与への不満は同一労働同一賃金がなされていない場合に起こります。派遣元による賃金差、正社員との待遇格差に注意しましょう。

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